エス・ライフstaffの えす・らいふ

~えひめ鬼北町にある建具屋のスタッフブログ~

フォトスタジオにて②

フォトグラファー水野謙治さんのスタジオの手すり工事現場にて。

 

木の板で柵をつくっていくのですが・・・板を切りながら立てかけていたら、

社長から向きが違うとダメだしが。

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というのも。

木材は生えていた方向に使うのが基本なのです。

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そういわれても、これが難しい。

まず年輪をイメージします。上に向かってだんだん木は細くなるので

年輪の模様が手前にあるのが木の根元の方に・・・。

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そして、もう1つのポイントは気の節の部分。

節は枝の部分で、枝も上に向かって伸びます。

よくみると・・・

 

うん!上向きに伸びる枝が見えてくる!ということでこの板は

こちらの上下が正解。

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そして、木には表・裏もあるそうです。

年輪を想像すると・・・手前が木表、反対が木裏ですね。

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木裏は手触りが悪くささくれてくることが多いので、木表を正面にして並べました。

DIYでも役立ちますね♪

こうやって並べると、上下がわかってきます。

でも、すごく難しいのもありました・・・。

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そして、本題。お子さんが落ちないように、木材をセットしていきます。

元の鉄の柵も傷まないように、木のカバーを装着。

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そこに1枚1枚取り付けていきます♪

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 完成!!木目も活かした雰囲気で出来ました。

スタッフさんがこれから色も着けられるそうです♪